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レンタカーや代車でシエンタに乗って、まずとまどうのがサイドブレーキですよね。『あれ、レバーがない。どこにあるの?』と足元やシフトの周りを探した方も多いはずです。
結論から言うと、シエンタのパーキングブレーキは年式で2種類あります。2025年8月の改良より前は足で踏むペダル式、改良後は全車がスイッチで操作する電動式です。
この記事では、それぞれの場所と使い方、ブレーキホールドの操作、困った時の対処を順に見ていきます。
シエンタのサイドブレーキはどこにある?
いわゆる「サイドブレーキ」は、正式にはパーキングブレーキと呼びます。シエンタでは、昔ながらの手で引くレバーは使われていません。
自分の車がどちらの方式かは、運転席の足元を見るとすぐ分かります。左足の奥にペダルがあれば足踏み式、なければ電動式です。
2025年8月5日の一部改良から、シエンタは全車に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが標準で付いています(トヨタ公式の改良情報より)。それより前の10系や、2代目170系は足踏み式が基本です。
| 年式・世代 | パーキングブレーキ | ブレーキホールド | 場所 |
|---|---|---|---|
| 10系(2025年8月改良以降) | 電動(スイッチ操作) | 全車標準 | 運転席まわりのPマークのスイッチ |
| 10系(2022年8月〜2025年8月改良前) | 足踏み式 | なし | 運転席の左足の奥のペダル |
| 2代目170系(2015年7月〜2022年8月) | 足踏み式 | なし | 運転席の左足の奥のペダル |
中古車や代車の場合は、初度登録年月だけで判断せず、実車の足元とスイッチで確かめるのが確実です。改良の前後で在庫が混ざる時期があるからなんです。

電動パーキングブレーキのスイッチの見つけ方
電動式のスイッチには、丸の中に「P」の文字が入ったマークが付いています。近くに「HOLD」と書かれたボタンがあれば、それがブレーキホールドのスイッチです。
細かい位置は、取扱説明書の「各部の名前」のページに図で載っています。取扱説明書の探し方はシエンタの取扱説明書の見方とよく使う設定で見られます。
足踏み式パーキングブレーキの使い方と解除
足踏み式は、2025年8月の改良より前のシエンタに付いている方式です。慣れてしまえば難しくありません。
『踏んだのはいいけど、戻し方が分からない』。初めて乗った方がいちばん困るのがここなんです。
- 右足でブレーキペダルをしっかり踏んで車を止める
- 左足で、奥にあるパーキングブレーキのペダルを奥まで踏み込む
- メーターのパーキングブレーキの表示が点いたかを確かめる
- 解除する時は、右足でブレーキを踏んだまま、もう一度左足でペダルを踏み込む
- ペダルが戻り、メーターの表示が消えたかを確かめる
年式によっては、解除にペダルをもう一度踏む方式と、別のレバーを引く方式があります。どちらかは、取扱説明書の「パーキングブレーキ」のページで確かめておきましょう。
パーキングブレーキをかけたまま走り出してしまうこと。メーターの表示と警告音で知らせてくれますが、気づかないまま走るとブレーキが熱を持って傷みます。発進前に表示が消えているかを見るクセをつけておくと安心です。
電動パーキングブレーキの使い方
電動パーキングブレーキは、スイッチ1つでかけたり外したりできる方式です。足の力がいらないので、力に自信がない方にもうれしい装備ですね。
使い方は大きく分けて、手でスイッチを操作する方法と、車が自動でかける方法の2つがあります。
- ブレーキペダルを踏んで車を止める
- Pマークのスイッチを引き上げると、パーキングブレーキがかかる
- メーターの表示が点いたかを確かめる
- 解除は、ブレーキペダルを踏んだままスイッチを押し下げる
- メーターの表示が消えたかを確かめてから発進する
多くのトヨタ車では、シフトをPに入れると自動でパーキングブレーキがかかり、Dに入れてアクセルを踏むと自動で外れるモードがあります。自分の車の設定と、オン・オフの切り替え方は取扱説明書で確かめてみてください。
「引く」と「押す」を覚えるコツ
「引き上げるとかかる、押し下げると外れる」。昔のサイドブレーキのレバーと同じ向き、と考えると覚えやすいです。
『スイッチを押したのに外れない』という時は、たいていブレーキペダルを踏んでいないのが原因です。安全のため、ブレーキを踏んでいないと解除できない仕組みなんです。

ブレーキホールドの使い方
ブレーキホールドは、信号待ちなどで止まった時に、ブレーキペダルから足を離しても止まったままでいてくれる機能です。渋滞の多い道で、とても楽になります。
実は、シエンタの2025年8月改良でいちばん使い勝手が変わったのが、この機能なんです。
- シートベルトをしめ、運転席のドアを閉める
- HOLDのボタンを押す
- メーターに待機中の表示(HOLD STANDBYなど)が出たかを確かめる
- 信号でブレーキを踏んで止まると、表示が作動中に変わる
- ブレーキから足を離しても、そのまま止まっている
- 発進する時は、そのままアクセルを踏めば外れる
「HOLDのボタン、毎回押さないといけないの?」。これはよく聞かれる質問です。
車種や設定によっては、エンジン(システム)を切るたびにオフに戻るものがあります。毎回オンにするのが面倒な方は、取扱説明書で設定を確かめてみてください。
- 信号待ちが多い街乗り
- ゆっくり進む渋滞
- 坂道での一時停止
- 車庫入れや縦列駐車でゆっくり動かしたい時
- 洗車機に入れる時
- 牽引してもらう時
長く止まっているとパーキングブレーキに切り替わる
ブレーキホールドが働いたまま長い時間がたつと、車が自動で電動パーキングブレーキに切り替えることがあります。シートベルトを外したり、ドアを開けたりした時も同じです。
これは故障ではなく、安全のための動きです。メーターの表示が変わったら「今はパーキングブレーキがかかっている」と受け止めておきましょう。
代車やレンタカーで初めて乗る時のコツ
代車やレンタカーのシエンタは、年式が分からないまま乗ることがほとんどですよね。まず足元とPマークのスイッチを見て、どちらの方式かを確かめてから走り出しましょう。
電動式の車でも、ブレーキホールドがオンかオフかは乗るたびに違うことがあります。メーターの表示を見て、今の状態を知っておくと、信号待ちで慌てずに済みます。
『さっきは止まったままだったのに、今度は動き出した』。こう感じた時は、ホールドがオフになっていることが多いんです。
パーキングブレーキの警告灯が消えない・点滅する時
パーキングブレーキの表示が、解除したのに消えない。点滅している。こういう時は少し落ち着いて確かめてみてください。
まずは本当に解除できているかを見ます。そのうえで、ブレーキ液の量や電動パーキングブレーキの異常を知らせる表示のこともあります。
- ブレーキペダルを踏んで、もう一度解除の操作をしたか
- メーターに文字のメッセージが出ていないか
- 表示の色が赤か黄色か
- 走り出すと警告音が鳴り続けるか
赤い表示や、ブレーキに関わる警告は、無理に走らずに販売店やロードサービスに相談するのが安全です。表示の意味はシエンタの警告灯・警告音の意味と対処で確かめられます。
バッテリーが弱ると電動式は解除できないことも
電動パーキングブレーキは、名前のとおり電気で動いています。12Vのバッテリーが上がると、スイッチを押しても解除できなくなることがあるんです。
こうなったら、まずバッテリーの問題を片づける必要があります。対処の順番はシエンタのバッテリー上がりと交換にまとめています。
冬や長く止める時のパーキングブレーキの注意点
寒い地域では、パーキングブレーキが凍りついて外れなくなることがあります。雪の多い地域で長く止める時は、特に気をつけたいところです。
よく言われるのは、平らな場所ではパーキングブレーキをかけず、シフトのPと輪止めで止めておく方法です。ただし、坂道ではしっかりかけておきましょう。
電動パーキングブレーキには、凍結を防ぐための動きや設定が用意されている車があります。寒冷地で使う方は、取扱説明書の「寒冷時の運転」のページも見ておくと安心です。E-Fourは2026年8月改良で寒冷地仕様が標準装備になっています(トヨタ公式の改良情報より)。
故障や修理費が気になったら
パーキングブレーキやブレーキまわりの部品は、ふだんの点検でも見てもらえます。ほかにどんなところが壊れやすいかはシエンタの故障しやすい箇所と修理費の目安で一覧にしています。
電動パーキングブレーキ付きの新しいシエンタに乗り換えたい方は、シエンタの値引き相場と交渉の順番も先に見ておくと、店での話がスムーズです。
電動パーキングブレーキ付きかどうかで選ぶなら
中古のシエンタを探す時に、電動パーキングブレーキとブレーキホールドの有無を気にする方は多いです。毎日の信号待ちで、足の疲れ方がかなり違うからなんです。
| 比べる点 | 足踏み式(2025年8月改良前) | 電動式(2025年8月改良以降) |
|---|---|---|
| かけ方 | 左足でペダルを踏む | スイッチを引く、または自動 |
| 外し方 | ペダルをもう一度踏むなど | ブレーキを踏んでスイッチを押す、または自動 |
| ブレーキホールド | なし | あり |
| 信号待ちの楽さ | ブレーキを踏み続ける | 足を離せる |
| 年式の探し方 | 車検証の初度登録年月 | 実車のPマークのスイッチ |
年式ごとの装備の違いはシエンタの一部改良・マイナーチェンジで何が変わったかで詳しく見られます。

- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
シエンタのサイドブレーキはどこにありますか?
2025年8月の改良より前は、運転席の左足の奥にある足踏み式のペダルです。改良以降は全車が電動で、Pマークのスイッチで操作します。
足踏み式のパーキングブレーキはどうやって外しますか?
右足でブレーキを踏んだまま、左足でもう一度ペダルを踏み込むと戻る方式が一般的です。年式でやり方が違うことがあるため、取扱説明書で確かめてみてください。
ブレーキホールドのボタンはどこですか?
電動パーキングブレーキのスイッチの近くにある「HOLD」と書かれたボタンです。2025年8月改良以降のシエンタに付いています。
電動パーキングブレーキが外れません。
ブレーキペダルを踏んだまま操作しているかを確かめてみてください。それでも外れず警告が出ている時は、バッテリーの弱りや故障のことがあるので、販売店かロードサービスに相談しましょう。
ブレーキホールドは毎回オンにする必要がありますか?
車種や設定によっては、システムを切るたびにオフに戻ります。自分の車の動きは取扱説明書で確かめられます。
まとめ
- 2025年8月改良以降のシエンタは、全車に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが付く
- それより前の10系と170系は、左足の奥の足踏み式が基本
- 電動式は、ブレーキを踏んだままスイッチを押すと外れる
- ブレーキホールドはHOLDボタンでオンにし、止まると足を離しても止まったまま
- 警告が消えない時やバッテリーが弱った時は、無理をせず販売店に相談する





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